ジェントルマックスプロは日焼け肌にも脱毛できるはずなのに日焼けはNGってどういうことなのか、意味が分からないかもしれません。
こうした説明は数多くのジェントルマックスプロ導入クリニックでされていますが、実は言葉足らずなため正確な内容が伝わっていません。
そこでここでは、誤解なく理解できるよう、省略された言葉を補足して正確な内容をお伝えします。
また、熱破壊式のジェントルマックスプロがなぜ日焼け肌にも照射できるのか、その理由も解説しています。
ジェントルマックスプロと日焼けの正しい基礎知識
ここでは、ジェントルマックスプロと日焼けに関する正しい基礎知識を、省略された言葉を補足したうえで解説します。
日焼けして黒くなった肌でも脱毛できる
「日焼け肌OK」という表記を誤解のないように正しく補足すれば、「日焼けして黒くなった肌でも脱毛できる」となります。
ただし日焼けした後の肌の色の濃さによっては、施術を断られるケースもあり得ます。
日焼け後間もない炎症の状態では脱毛できない
「日焼け肌OK」となっていても、日焼けによる炎症を起こしている状態では施術は受けられません。
日焼けによる炎症は火傷している状態と同じため、更にレーザーで追い打ちをかけるわけにはいかないからです。
特にジェントルマックスプロは熱破壊式のため、高出力での照射となり大きなダメージを受けてしまいます。
日焼けして黒くなった肌でも脱毛はできますが、施術期間中の日焼けまでは容認されていません。
積極的な日焼けを避けることはもちろん、日焼け対策にも万全を期すべきです。
ジェントルマックスプロで脱毛できる日焼け肌の色の濃さ
ジェントルマックスプロなら日焼けして黒くなった肌でも脱毛できますが、色の濃さによっては施術を断られるケースがあります。
具体例としては、上記カラーチャートの一番濃い色です。
また、そこまで濃くない場合でも、医師の判断により安全のため出力を下げて照射される場合もあります。
ジェントルマックスプロが日焼け肌にも安全に照射できるワケ
熱破壊式では、日焼けして黒くなった肌には照射できないケースがほとんどです。
にもかかわらずジェントルマックスプロが日焼け肌にも安全に照射できる理由は、3つあります。
「強力な冷却機能」「大口径スポット」「ヤグレーザーを搭載」です。
強力な冷却機能
ジェントルマックスプロにはDCD(ダイナミッククーリングデバイス)というガスによる冷却機能が装備されています。
DCDはレーザー照射直前にー26℃の冷却ガスを噴射することで、表皮を保護します。
そのため、日焼けして黒くなった肌でも火傷を負うことなく安全に脱毛できます。
参考までに言えば、どの脱毛機にも冷却機能は装備されているものです。
「空気」と「ガス」がありますが、ガスの方が冷却機能は勝ります。
そしてDCDは特許技術のため、ジェントルシリーズ以外には搭載されていません。
大口径スポット
ジェントルマックスプロの標準スポットサイズは18mmですが、オプションスポットを導入していれば最大24mmとなります。
スポットサイズが大きいほどレーザーの深達度が上がり、痛みが小さくなる効果もあります。
日焼けして黒くなった肌への照射に、幾分かは貢献していると思われます。
ヤグレーザーを搭載
熱破壊式が日焼けして黒くなった肌に照射できない理由は、肌のメラニン色素に反応して火傷するリスクが高いためです。
ただしこれは主に、アレキサンドライトレーザーやダイオードレーザーでの施術が前提となっています。
ジェントルマックスプロに搭載されているヤグレーザーはメラニン色素への反応が小さいため、肌の色が濃くても照射可能です。
ただし医療脱毛において、ヤグレーザーがメインで使われることはありません。
男性のヒゲ脱毛や、局所的な部位への照射がメインです。
照射スポットも小さいため、全身脱毛すべてをヤグレーザーでは照射できないことは覚えておきましょう。
まとめ
ジェントルマックスプロと日焼けの関係について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
「日焼け肌OK」とは、日焼けして色が濃くなった肌でも脱毛できる、という意味です。
その一方で、日焼けで炎症を起こしている(赤くなっている)状態では脱毛できません。
そのため、施術期間中は「日焼けNG」となっているわけです。
日焼けしてどのくらい色が濃くなるかは、人それぞれです。
ですが肌の状態が落ち着いてさえいれば、日本人の平均的な肌の色より濃くなったとしてもジェントルマックスプロなら大抵は脱毛できます。
上記カラーチャートは、あくまでも一例に過ぎません。
実際に照射できるかどうか、照射できても出力を落とすかどうかは、医師が判断します。
日焼けして黒くなった肌でもジェントルマックスプロでの医療脱毛を希望するなら、まずは無料カウンセリングを受けて相談してみましょう。