ジェントルマックスプロプラスは、ジェントルマックスプロのスペックを向上させたシリーズ最新機種です。
より高性能になった結果、施術では具体的にどんな恩恵が受けられるのかを解説しています。
ただし、ジェントルマックスプロプラスの導入クリニックは決して多くありません。
その他、ジェントルマックスプロと比較した場合のデメリットについても紹介しています。
機械的な違いと共通点
ジェントルマックスプロとジェントルマックスプロプラスの違いを、具体的に紹介します。
性能が向上したことで、施術でどんな恩恵が受けられるのかが分かります。
最大フルエンスが向上
最大フルエンスの向上とは、より強いパワーでの照射が可能になったことを意味します。
つまり単純に、ジェントルマックスプロプラスでならより高い脱毛効果が期待できる、ってことです
ジェントルマックスプロよりも効果に満足できるまでに必要な回数が少なくなるため、通う期間もより短縮できます。
最大スポットサイズが向上
ジェントルマックスプロもジェントルマックスプロプラスも、標準のスポットサイズはどちらも18mm径です。
オプションのスポットサイズを導入すればジェントルマックスプロは最大24mm径ですが、ジェントルマックスプロプラスは1つ増えて最大26mm径となりました。
最大スポットサイズが大きくなったことで、「施術時間がより短縮される」「より深い所までレーザーが届く」「痛みがより小さくなる」といった恩恵があります。
クリニックごとの施術体制にもよりますが、全身脱毛の施術時間で比較すると、ジェントルマックスプロでは90分~120分、ジェントルマックスプロプラスでは60分~90分となっています。
パルス幅を短縮
パルス幅とは、レーザーを照射するワンショットの時間のことです。
分かりやすい架空の具体例を挙げれば、5秒間当て続けるのか1秒間当て続けるのか、という違いになります。
実際には「ms(ミリ秒)」という単位で表され、1msは1,000分の1秒です。
ジェントルマックスプロのパルス幅は3msでしたが、ジェントルマックスプロプラスは2msに短縮されました。
パルス幅が短いほど熱が周囲に分散されないため、組織の破壊力が高まります。
産毛に対しても、より効率的に熱ダメージを与えられます。
つまり、パルス幅の面でも脱毛効果が高まっている、ということです。
搭載レーザーは同じ
ジェントルマックスプロもジェントルマックスプロプラスも、搭載レーザーは同じです。
アレキサンドライトレーザーとヤグレーザーを、切り替え式でどちらか一方のみを照射します。
速射性能は同じ
速射性能は周波数(Hz)によって決まりますが、変更はされていません。
周波数(Hz)は1秒間に何発レーザーが発射されるかを表し、数字が大きいほど速射性能が高いことを意味します。
つまり、周波数的にはジェントルマックスプロもジェントルマックスプロプラスも施術時間は変わらない、ということになります。
ジェントルマックスプロと比較した場合のジェントルマックスプロプラスのデメリット
ジェントルマックスプロプラスはスペックが進化した最新機種ですが、必ずしもメリットだけとは限りません。
ジェントルマックスプロと比較すれば、デメリットもあります。
導入クリニックが更に少ない
ジェントルマックスプロプラスの導入クリニックは、ジェントルマックスプロより更に少数しかありません。
そのため、遠くまで時間と交通費をかけて通う必要が考えられますし、そもそも現実的には通えないかもしれません。
料金に割高感を感じる
ジェントルマックスプロは導入コストも維持管理費も高いですが、ジェントルマックスプロプラスは更に高いはずです。
そのため、脱毛料金も更に高くなっています。
性能面では間違いなく最高級のジェントルマックスプロプラスですが、脱毛料金には割高感を感じるかもしれません。
まとめ
ジェントルマックスプロとジェントルマックスプロプラスの違いを解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
性能面での大きな進化は、脱毛効果や施術時間の短縮につながっていました。
ですが、導入クリニックが少なく脱毛料金が高くなちがちな点はデメリットとも捉えられます。
こちらでは、ジェントルマックスプロプラスも含めたおすすめクリニックをまとめています。
地域は限られますが、多少遠い程度ならわざわざ通う価値があります。